プロフィール
★荒川知子とファミリーアンサンブル★
荒川知子は、千葉県千葉市にダウン症の障害を持って生まれました。千葉市立真砂第四小学校の特別支援学級<たんぽぼ学級>で学び、中学校から仙台に転居。いずみ養護学校高等部・専攻科を卒業し、現在「すていじ仙台」でケーキやクッキーを作って働きながら、「荒川知子とファミリーアンサンブル」として演奏活動を続けています。
ファミリーは、父 荒川健秀はフルート・リコーダー、母 荒川幸子はピアノ、兄 荒川洋は“新日本フィルハーモニー交響楽団”のフルート奏者、洋の妻はチェロ奏者という音楽一家で構成しています。
現在、全国各地で演奏活動を続けておりますが、通常は東京在住の2人は日程上困難ですので、知子・父・母の仙台市在住の3名で演奏しています。知子の澄んだリコーダーの音色を中心としたアンサンブルは、その笑顔と共に聴く人の心にたくさんの感動を与えています。
知子は、宮城県共同募金会“赤い羽根”親善大使としても活躍しています。
2008年5月に、CD「みんなしあわせ」を発売し、全国で大変な好評を博しています。このCDの中の「ソレアード」で、知子が歌と語りを入れて収録しています。

知子のこと(1)
★《製作秘話》CD最後の曲「ソレアード」の、知子の歌収録について 2008-09-17 15:09
CDの当初の計画では、「ソレアード」は楽器のみで演奏する予定でした。光田さんの編曲が素晴らしく、録音していても楽しさでうきうきしていました。
収録が進んでから、プロデュースして下さったあんべ光俊さんが、「知子さん歌ってみたら!」と指示され、家族はびっくり。スタジオで歌う知子の歌をモニターで聴いて、「少し練習したらいけるじゃない。」と言うことになり、一週間後の収録を予定してしまいました。
さーて大変、家に帰ってから知子は一生懸命練習です。でも、何よりも知子の歌の磨き上げのお手伝いをしてくれたのが、同時に収録したNHK仙台放送少年少女合唱隊の歌でした。何とか皆と同じように歌いたい一心から、何度も聴いて合わせていました。
一週間後、スタジオでマイクに向かい、ヘッドフォーンをつけ、事前に録音されている伴奏に合わせて一人で歌の収録です。ミキサー室で聴いていた我々もびっくりしてしまいました。実に見事に歌っています......。 あんべさんはその歌声を聞きながら、涙ぐんでいるではありませんか。、「よし、これでいこう!」と、予定だにしなかった歌を伴った「ソレアード」が完成した次第です。
知子と同様の障害を持つ仲間は、発声の際の脱力が難しく、歌うことを苦手にしています。脱力がなかなかできず力んで発声するため、音域が狭くなり音程感を無くしてしまいます。でも、歌いたい心、好きでよく音楽を聞く耳、やってみたいと言う興味が色々な困難を乗り越えさせてくれたのかも知れません。ただ、日頃の演奏会ですべて巧くいくかは分かりません......。 あんべさん、スタッフの皆さんありがとうございました。


